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ネットフリックス、『アルラワビ女子高校』の予告編公開

ネットフリックス、ヤングアダルト向けシリーズ『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。(スクリーンショット)
ネットフリックス、ヤングアダルト向けシリーズ『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。(スクリーンショット)
ネットフリックス、ヤングアダルト向けシリーズ『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。(スクリーンショット)
ネットフリックス、ヤングアダルト向けシリーズ『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。(スクリーンショット)
ネットフリックス、ヤングアダルト向けシリーズ『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。(スクリーンショット)
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31 Jul 2021 09:07:55 GMT9
31 Jul 2021 09:07:55 GMT9
  • アラビア語のオリジナルシリーズで、8月12日からネットフリックスで独占配信の予定。

アラブニュース

ドバイ:ネットフリックスは、アラブ圏初のヤングアダルト向けシリーズでアラビア語の作品『アルラワビ女子高校』の予告編を公開。

『アルラワビ女子高校』は、いじめを受けている女子高生が、同じようにいじめられた上にのけ者にされた生徒たちを集めて、いじめ加害者に完璧な仕返しを企てる物語。

6話完結の本シリーズの制作と脚本をティマ・ショマリとシリン・カマルがイスラム・アル・ショマリとの共同で担当し、ショマリは監督も行った。

8月12日公開予定のこのドラマは、190カ国、32以上の言語で視聴可能だ。また、身体の不自由な視聴者向けに音声と文字による説明も用意される。

ショマリにとって、『アルラワビ女子高校』は、生涯をかけたプロジェクトの成果だ。「黒板の落書きから始まったものが、ネットフリックスのオリジナルドラマになった」と、ショマリはブログに書いている。

ショマリと共同制作者のカマルは、若い女性が高校時代に経験するつらい出来事にスポットを当てながら、若者に共感してもらえるシリーズを目指した。

「女性をテーマにしたほとんどのドラマでいつも欠けていると感じていたことがひとつあります。それは、問題をどう捉えるかという女性自身の感じ方です」と、ショマリは言う。そのため、女性がチームを組んで重要な役割を担い、脚本からセットデザイン、音楽などに至るまで、ドラマのすべての要素において協力することが不可欠だった。

衣装デザイナーのファラ・カロウタ、プロダクション・デザイナーのランド・アブドゥルヌール、サウンドミキサーのヌール・ハラワニ、ポストプロダクション・スーパーバイザーのマグダ・ジャミール、撮影監督のレイチェル・オウンとアーマド・ジャルボウシュなどがスタッフとして加わった。

「芸術的才能とクリエイティブな能力のみで選抜された、才能あふれるスタッフと共同作業を行いました。そのために、男女関係なく、素晴らしいキャストやスタッフと一緒に制作することができたことを、この上もなく、誇りに思っています。彼らの情熱と献身的な働きが、このドラマの構想を実現させるための大きな力となりました」と、ショマリ氏は語った。

『アルラワビ女子高校』は、ネットフリックスがアラブ圏に投資している成果である。ネットフリックスは昨年、サウジアラビアのアニメーションスタジオ「Myrkott」と5年間の独占契約を結び、Mykottの今後のプロジェクトについて同等の期間においてファーストルック契約で、サウジアラビアに特化した番組や映画を制作する。また、アラブ世界での成長を促すために、アラビア語コンテンツのライブラリ拡大、アラビア語のオリジナル作品への投資の増加、字幕・吹替によるコンテンツのローカライズ、企業との提携、アラブ出身者の雇用なども行っている。

さらに、女性の人材を増やすためのプラットフォームの提供にも尽力する。ネットフリックスは、今年前半にあった国際女性デーに合わせて、世界中の女性の人材の発掘および育成、仕事の提供などを行うプログラムに総額500万ドルを投資すると約束した。

この投資は「Netflix Fund for Creative Equity」の一環として行われるもので、ネットフリックスはこの基金を通じて、今後5年間、年間2,000万ドルを投じて、制作現場でよりインクルーシブなパイプラインが多数構築されるようにする。

これはアラブ世界において、ショマリのようなクリエイターとの連携を意味する。エジプトを拠点とするチュニジア人女優ヘンド・サブリが、今年後半に始まるネットフリックスの新シリーズ『Finding Ola』において、自身のキャリアで初めてエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定だ。

現在、このプラットフォームでは、サウジアラビア出身のハイファ・アル・マンスールとハナ・アル・オメイルが監督した『Nappily Ever After』と『Whispers』、レバノン出身のランダ・チャハル・サバグとソフィー・ブトロスが監督した『The Kite』と『Solitaire』、パレスチナ出身のアンヌ・マリー・ジャシルが監督した『Wajib』などの番組や映画を通じて、エンターテインメント業界で活躍している才能あふれるアラブ人女性を紹介している。

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