リヤド:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、イエメンで給水と環境衛生プロジェクトを継続し、被災地の住民に飲料水と非飲料水を供給している
ホデイダ州アル・ホウカー地区では、救援機関が9月11日から17日までの1週間に、26万6000リットルの非飲用水と14万リットルの飲用水を供給したと、国営通信社SPAが伝えた。
また、国内避難民キャンプから廃棄物を撤去する作業が24回実施され、下水の水切り作業が5回、沼地の排水作業が80回、緊急用トイレの維持作業が8回行われた。
サダ州ラジ地区では、同時期に約23,400リットルの飲料水が住民に配布された。
医療面では、内科医が69人の患者を診察し、感染症専門医が35人の患者を治療した。救急医療サービスでは23件のケースに対応し、リプロダクティブヘルス(性と生殖に関する健康)の専門医は7人の患者を診察した。また、60人以上の介護患者に対応し、134人に医薬品が提供された。
一方、KSreliefは、マアリブ州とハドラマウト州セイユンで、紛争に巻き込まれた子供たちのためのプログラムを実施するため、市民社会グループと協力協定を締結した。
このプログラムは、460人の子供たち、両親、地域社会のメンバーに直接的な利益をもたらす。この取り組みは、心理的、社会的、健康面、教育面のサポートに加え、安全な避難所の提供を通じて、若者たちの社会復帰を目指すものである。
KSreliefのアハメド・アル・ベイズ副総監督は、以前、国連世界食糧計画(WFP)のグローバルパートナー国部門ディレクターのアブダラ・アルワルダット氏と会談し、世界中の支援を必要とする国々や人々の食糧安全保障を強化するための協力について話し合った。