アミン・アッバス
ドバイ:ポケモンのテーマソング「Gotta catch ‘em all」の歌手であるジェイソン・ペイジ氏がアラブニュース・ジャパンの独占インタビューに応え、音楽の勉強から世界で最も人気のあるアニメ主題歌の一つを歌うようになるまでの軌跡について語った。
ペイジ氏によると、パラダイス・ミュージックというジングルハウスから接触があった。デモに「実にふさわしい」声だとわかったという。
「人々はこの曲を気に入り、テレビ番組は大ヒットしました。そのすぐ後に長編フルバージョンをレコーディングして、リリースに漕ぎつけました。そのバージョンはラジオのビルボードチャートで大成功を収め、現在に至るまでポケモン世代の賛歌になっています」と説明してくれた。
このテーマソングが制作されて以来18年間、めったにクレジットされないことにやきもきしていたと、ペイジ氏はアラブニュース・ジャパンに思いを述べた。
「ふつうのポップミュージックの場合、その曲があるアーティストに紐づけられているとしたら、曲を知っている人はだれでもたいていアーティストのことも知っています。しかし、このケースでは、曲は人ではなくポケモンの全エコシステムに紐づけられています」
ポケモン・フランチャイズが25周年を迎えたことに興奮しているというペイジ氏は、「ポケモンが世界にもたらした価値に深い感謝を捧げる」と語った。
「これまで数百もの製品、プロジェクト、ショー、バンド、ボーカルの仕事やセッションの声を担当してきました。ポケモンは個人の創造力を解き放つことのできる能力を世界に示してきました」
アメリカ人シンガーのペイジ氏は絶えず音楽とリズムに触発され、10歳の頃から作曲しアカペラで録音していた。
現在は有名なポケモンのテーマソングの25周年を祝したリメイク版に取り組んでおり、間もなくリリースされるという。