
アミン・アッバス
ドバイ:ストリーミングプラットフォームのネットフリックスは最近、先月初公開されたアニメ「カウボーイビバップ」の実写版を1シーズンのみで打ち切ることを発表した。
同シリーズはこれまでの総視聴時間が約7400万時間を記録したが、初公開から2週間でレーティングが59%も低下した。またロッテン・トマトのサイトで、批評家による平均評価が46%、視聴者会員の平均評価が54%だった。
脚本・製作総指揮のジェフ・ピンクナー氏は、番組スタッフが第2シーズンを計画していると発言していた。
シリーズでは、スパイク役としてジョン・チョー氏、ジェット役はムスタファ・シャキール氏、フェイ役はダニエラ・ピネダ氏、ビシャス役はアレックス・ハッセル氏、ジュリア役はエレナ・サチン氏が出演した。日本語吹き替え版では、オリジナルアニメのキャスト声優が復活した。
ネットフリックスとトゥモロースタジオが共同で制作したこのシリーズでは、ネットフリックスが物理的な制作を担当した。トゥモロースタジオは、プロデューサーのマーティ・アデルスタイン氏とITVスタジオがパートナーシップである。
オリジナルアニメの監督である渡辺信一郎氏がこのプロジェクトのコンサルタントを務めた。アンドレ・ネメック氏、ジョシュ・アッペルバウム氏、ジェフ・ピンクナー氏、ミッドナイト・ラジオのスコット・ローゼンバーグ氏がショーランナー/製作総指揮としてクレジットされている。このシリーズでも菅野よう子氏が楽曲担当を務めた。
番組は1998年の日本の人気アニメシリーズと2001年のアニメ映画を基にしていた。ネットフリックスは最初、2018年にこのプロジェクトのシリーズ化を発注した。キアヌ・リーブス氏が出演する実写版映画がフォックスで制作されていると伝えられたこともあった。