アミン・アッバス
ドバイ:『マジンガーZ』オリジナルシリーズの兜甲児のアラビア語の声を担当したガッサン・アル・マシーニ氏が69歳で死去した。死因は急性心不全だった。
亡くなったヨルダンのアーティスト、アル・マシーニ氏は1952年にヨルダンの芸術一家に生まれた。父親はラジオのアナウンサー、イシャク・アル・マシーニ氏で、2人の兄弟はアーティストのナビル・アル・マシーニ氏とオサマ・アル・マシーニ氏である。
1980年にカイロで舞台芸術の学位を取得した。ヨルダン・アーティスト連盟のメンバーである。
携わった作品に、『ハードライフ』、『アブ・アワド』シリーズ、『アル・マナヒル』などがある。演劇作品の演出も手がけた。
アル・マシーニ氏は日本の古典アニメシリーズのアラビア語吹き替えでも知られる。作品に『マジンガーZ』(兜甲児)、『アルプスの少女ハイジ』(ハイジの祖父)、『ニルスの不思議な旅』(キャロット)、『キャプテン・フューチャー』(キャプテン・フューチャー)などがある。