
アラブニュース·ジャパン
ドバイ:2月14日から17日にかけて、ゲーム開発者を目指すサウジアラビアの志望者達は4日間の集中オンライン研修プログラム「第4回ゲーム開発プログラム」に参加する機会を得た。
この研修は、サウジアラビア視聴覚メディア総合委員会(GCAM)と、サウジアラビアと日本の投資·ビジネス活動を促進するための日本の政府機関である中東協力センター(JCCME)が共同で開催したものだ。
この4日間のプログラムは、元任天堂のゲーム開発者である渡部健氏が、プロのゲームビジュアルデザイナーである濱田隆史氏と協力してコーディネートしたものだ。サウジアラビアの若手ゲーム開発者10名(男女5名ずつ)がこのプログラムに参加し、コンセプトとデザインの決め方やオリジナルのスマートフォン用ゲームの開発方法について学んだ。
初日は、講師と参加者によりオリエンテーションおよびイントロダクションセッションが行われた後、「ゲーム開発について」、「サンプルプロジェクトの説明」、「プロジェクトの選択」という講義が行われた。
2日目には「技術か運か」と題した講義が行われ、その後参加者は個人制作に入り、特定のソフトを使ってオリジナルゲームを制作した。3日目には「リスクとリワード」という講義が行われた。最終日には、参加者が自身のオリジナルゲームを発表した。渡部氏と濱田氏は、技術的、デザイン的、ビジュアル的な観点から専門的なコメントを述べた。また、渡部氏は特別講義を行い、自身が任天堂で学んだことについて話した。
GCAMのビデオゲームおよび年齢レーティング担当ゼネラル·スーパーバイザーのハッタン·タウィリ氏は、この研修の成功を喜び、渡部氏のような著名な開発者達と協力してこのような研修を開催することの重要性について述べた。