アラブニュース・ジャパン
東京: 東京外国語大学言語文化学部2年生の吉岡珠美さんが、新見南吉の「ごんぎつね」をアラビア語に翻訳した。
吉岡さんはアラブニュース・ジャパンに、「1年生の時に学んだアラビア語を活かして、何か成果を形にしたい。翻訳ができたら面白いと思ったことがきっかけです」と語った。
「ごんぎつね」は日本の小学校の多くの教科書で紹介されている。「アラブ諸国にこのような日本の物語を紹介する良い機会となりました」と吉岡さん。
新型コロナの感染拡大により学生たちの旅行や留学が難しくなる中、吉岡さんは指導を仰ぐフセイン・ハルドゥーン特任講師の貴重な助言を得て、アラビア語の勉強を続ける機会へと変えた。