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アブダビ国際ブックフェアで日本を代表する書道家の新刊が発表される

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27 May 2022 05:05:31 GMT9
27 May 2022 05:05:31 GMT9

アラブニュース

ドバイ:東京生まれの本田フアド孝一氏は、世界でもトップレベルのアラビア書道家として広く知られている。5月29日まで開催中のアブダビ国際ブックフェア(ADIBF)2022で新著「Noor Ala Noor」を発表したばかりだ。

この書籍は、本田氏の作品が展示されているマレーシアのイスラム美術館の協力のもと発売された。

アブダビ・アラビア語センター会長のアリ・ビン・タミーム博士は、UAEの首都で行われた出版記念会でこの書籍を紹介し、「アラブと日本は共通の文化的価値観、美意識、芸術的手法を有しており、それが二者間の文化的コミュニケーションの橋渡しのような役割を担い続けてきた」と語った。

この書籍は、マレーシアのイスラム美術館の協力のもと発売された。提供

「日本とアラビアでは、書道が芸術的な表現の手段として活用されている。そして書道家は既存のスタイルを刷新し、自分の作品をパーソナライズするための新しい手法を生み出すことができる。彼ら書道家のスタイルは、何年も前に生み出され、世代を超えて受け継がれてきた古くからの伝統がベースとなっている」と付け加えた。

マレーシア・イスラム美術館のサイード・モハマド・アルブハリ館長は、次のように述べた。「イスラム美術館は、日本人書道家本田フアド氏の作品に敬意を表し、このように二ヶ国語で出版物を発行できることを誇りに思う。我々は、アラビア芸術とイスラム書道の国際的な認知度向上に貢献できることを願っている。本田氏の作品は、アラビア書道が持つメッセージを世界中に伝えている。」

同美術館には、イスラム芸術、特にアラビア書道とコーランやその写本の装飾技法の発展に貢献したとされる、イスラム世界各地から集めた何千点もの芸術作品や考古学的文献が収蔵されている。

ヘバ・バラカット博士が執筆・翻訳を手掛けたこの書籍により、幅広い読者や芸術愛好家に本田氏の作品が知られていくことをアルブハリ館長は期待している。

本田氏は大東文化大学で教鞭をとる日本人ムスリムであり、国際アラビア書道コンクールをはじめとした数々のコンクールで賞を受賞している。

本田氏が書道に挑戦するきっかけとなったのは、地形学だった。

東京外国語大学を卒業後、本田氏はサウジアラビア政府と共同でアラビア半島の測量・地図作成を行っていた日本企業に入社した。そして1974年に、本田氏は翻訳家としてサウジアラビアに赴いた。その地図にはアラビア文字が描かれており、本田氏はその美しさに惚れ込んだという。そして、その作品を再現するために独学を始めたのだ。

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