アラシュード・アブドラ
ジェッダ:サウジアラビアのジェッダシーズン期間中に、大人気のアニメ・ビレッジだけでなく、シティーウォークの全てのエリアで様々なキャラクターに変身して歩き回る若者のコスプレイヤーの姿を多く見かける。
注目に値するのは、日本風のコスプレをしている人が特に多いことで、これまで以上に日本とその文化に対する人々の関心度を反映している。
ジェッダシーズンでは、一般の訪問者は、仮装したエンターテイナーや出店している小売店からのみならず、毎週日曜日から水曜日までの一日1時間、アニメ分野を通して、日本文化や国際経験について学ぶ教育機会が与えられる。
コスプレイヤーの何人かに仮装してるそのキャラクターの理由を尋ねたところ、若い頃からアラビア語に吹き替えられたアニメをずっと見てきており、アニメ・ビレッジで実際にコスプレできるチャンスを逃すわけにいかなかった、と語った。
昨年サウジアラビアの首都で行われたリヤドシーズンでも、王国ではこの種の最大のイベントであった仮面舞踏会で、人々は目を引く衣装を競い合い、何千もの思い出を作った。