
アラブニュース
ロンドン:人気ビデオゲーム「アサシンクリード」シリーズの舞台が中東に帰ってくる。シリーズ最新タイトル「アサシンクリード ミラージュ」は中世のバグダッドを舞台にしていることが明らかになったのだ。
このニュースはフランスのユーチューブチャンネルが解禁し、続いてブルームバーグのライターのジェイソン・シュライアー氏がこの件に詳しい関係者の話を引用して裏付けた。
ブルームバーグは今年2月、ユービーアイソフトによるこのシリーズの次作(当時はコードネーム「アサシンクリード リフト」で呼ばれていた)は独立したタイトルではなく、前作「アサシンクリード ヴァルハラ」の拡張版になる予定だと報じた。
その時のブルームバーグの報道では、次作は「ここ何作かのような大がかりなオープンワールドRPGではなく、よりステルス・ゲームプレイに焦点を当てたものになる」とされていた。
その計画は変更されたようだ。「ミラージュ」はシリーズの原点である9世紀の中東の都に舞台を戻し、「ヴァルハラ」で初登場した暗殺者バシムを主人公としているらしい。
ファンサイト「The Codex Network」にリークされたアートワークを見ると、確かにバシムが主人公として登場しており、(「千夜一夜物語」に入っているシリアの物語を引用した)「The Forty Thieves Quest」というサブタイトルも確認できる。
シュライアー氏によると、この作品は2023年の早い時期にリリースされる予定だ。「アサシンクリード」シリーズは、2007年の第1作から始まって12作が発売されている。
架空の暗殺者アルタイル・イブン・ラ・アハドを主人公とした第1作も中東を舞台としており、12世紀のエルサレム、ダマスカス、アクレの間の聖地でのミッションで構成され、十字軍時代の実在の人物が登場する。