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サウジの音楽プロデューサーがアラブの歌曲とヒップホップを融合

アル=トゥルキは自分の両親の音楽の趣味を自分の作品に融合させた。彼の父親はジャズと黄金のオールディーズが大好きで、彼の母親はアラブの音楽を楽しんでいた。
アル=トゥルキは自分の両親の音楽の趣味を自分の作品に融合させた。彼の父親はジャズと黄金のオールディーズが大好きで、彼の母親はアラブの音楽を楽しんでいた。
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17 Jan 2020 10:01:17 GMT9
17 Jan 2020 10:01:17 GMT9

ディーマ・アル・フデール

  • サウド・アル=トゥルキ---- 私の音楽の趣味は、両親の影響を大きく受けてできあがりました。その趣味に促され、私は世界中の様々な音楽ジャンルに出会いました
  • サウド・アル=トゥルキ---- サウジで育ち、父親と一緒にニュースを見ていたことから、ベイカー・バッハイダールやその他の伝説的なニュース番組のアンカーは、私の教育の中で大きな部分を占めていました。

ジッダ---- コバールを拠点とするプロデューサーのサウド・アル=トゥルキは2010年以来、楽曲を制作してきたが、自分のビートを歌にすることにおいては自信を持ったことがなかった。「そして、全く思いがけない時に運命的な出来事が起こりました」と彼はアラブニュースに話した。

2017年に、彼は、カリフォルニア州ニューポート・ビーチの店に足を踏み入れ、デトロイト出身で、当時は店員だった通称PLUSと話し始めた。 

「私たちは人生や音楽について話し、彼は自分がアーティストだと言いましたが、どの程度優れたアーティストであるかは決して口にしませんでした。あれよあれよという間に話が進み、一週間後に会って、‘Feeling High’を制作しました。それが私がSoundCloudで発表した初めての公式シングルです。」

アル=トゥルキは自分の両親の音楽の趣味を自分の作品に融合させた。彼の父親はジャズと黄金のオールディーズが大好きで、彼の母親はアラブの音楽を楽しんでいた。

「私の音楽の趣味は、両親の影響を大きく受けてできあがりました。その趣味に促され、私は世界中の様々な音楽ジャンルに出会いました。その時に、ヒップホップとアーバンミュージックが大好きになりました。そして造詣を深めました。その文化、その音楽、そのメッセージの背後にある率直さに親しみました。私のやり方は、自分のいる環境、周囲のアーティスト、さらには地理的な位置にさえ大きく影響を受けます。けれども変わらないのは私のアプローチです。私は自分にしか作ることのできないものでありつつ親しみやすくもある音楽を作る自信を胸に、スタジオに入ります」と彼は語った。

それぞれに独特でありながら、全く異なるジャンルをアル=トゥルキの音楽で聞くことができる。アラブのタラブ音楽とヒップホップだ。

「アラブのサウンドを取り入れることに踏み切ったプロデューサーとして、私は決して最初の一人でも最後の一人でもありません。他にも多くの偉大な国際的アーティストがアラブ音楽を取り入れ、ヒット作を世に送り出しています。けれども、私の考えでは、背景が抜けています。ですから、世界の聴衆が共感するような方法で文化を表象するだけでなく、この地域の誰かがその声を人に伝えることができることが重要なんです。」

彼はサウジのニュースキャスター、ベイカー・バッハイダール(彼の経歴は1970年代初頭に始まった)をビートタグとして使っている。聴衆にこの音楽の責任者が誰であるかを知らせるためだ。

「サウジで育ち、父親と一緒にニュースを見ていたことから、ベイカー・バッハイダールやその他の伝説的なニュース番組のアンカーは、私の教育の中で大きな部分を占めていました。私たちの信仰では、私たちは、〈アッサラーム アライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ〉という言葉を挨拶として使います。私の聴衆に平和が訪れることを願う以上にどんなすばらしいメッセージがあるでしょうか。これは、親しみやすく重要な世界的メッセージです。」

彼は2019年12月25日に最新のシングル“Want Me”を発表した。エジプトで話題のプレ・カイ・ローとアトランタのクウェンティン・ミラーをフィーチャーしている。

「このレコードの背後にある本当のメッセージは、音楽業界の有名人と一緒に世界のこの地域出身の本物のインディーズの逸材を披露することです。さらに、私が強調したいのは、私たちの地域のインディーズの逸材のレベルは史上最高です。

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