
東京:日本のアカデミー受賞アニメーター宮崎駿の10年ぶりの長編映画が来年7月に公開される。配給会社が発表した。
有名なアニメ制作会社スタジオジブリを共同設立した81歳の宮崎氏は引退を撤回し、「君たちはどう生きるか」というタイトルの映画を制作した。
配給会社の東宝が13日に発表したスケジュールによれば、この映画は、詳細について秘密が固く守られたまま何年も制作が続けられてきたが、7月14日に日本で公開されることが決まった。
スタジオジブリと東宝はまた、くちばしの下に目がある鳥のような生き物のスケッチ画を使用した映画のポスターも公開した。
「君たちはどう生きるか」は、裕福な家庭に生まれた少年が叔父との会話を通じて貧困と差別について学ぶという、1937 年に出版された本から着想を得ている。
宮崎氏は、自然と機械の幻想的な描写と、抱きしめたくなる精霊のような生き物トトロのような、愛されるキャラクターで熱狂的なファンを築き上げた。彼の映画「千と千尋の神隠し」は、2003年にアカデミー長編アニメーション賞を受賞した。
2013年の彼の映画「風立ちぬ」の後、宮崎監督は完璧主義者としての仕事へのアプローチからくる多忙さと激しさを維持できなくなり、もう長編映画を作ることはないと語った。
しかし4年後の方向転換で、宮崎氏の制作会社は、彼が「年齢を考えれば最後となるであろう映画」を制作するため引退を撤回すると発表した。
11月には日本でジブリの新しいテーマパークの3エリアも一般公開されており、スタジオジブリファンにとって今年の良いニュースは公開日の発表だけではない。
AFP