
リヤド:文芸・出版・翻訳委員会とマンガプロダクションズは、共同でマンガ産業プログラムの第2ラウンドを開始した。6月12日に始まった同プログラムは、来年2月1日まで続く。
ミスク財団の子会社であるマンガプロダクションズは、サウジアラビアのクリエイティブアート業界を支援するための複数のプログラムを立ち上げてきた。
3つのフェーズと2つのコンペからなるマンガ産業プログラムは、アーティストのスキルを評価するために開発された。
第1フェーズで参加者たちは、作画における創造性、コミックキャラクターのデザイン、アニメやマンガのキャラクターを通じた感情表現を磨くための3つのワークショップに参加する。
第2フェーズは総合的な6週間のトレーニングプログラムで、マンガのデザインやキャラクターの作画の複雑な細部を掘り下げていく。その主な目的は、参加者たちがコミックのストーリーテリングを通じたイマジネーションの具現化を実現できるよう促すことにある。
最終ステージ進出の権利を得たファイナリストたちは日本で勉強するための奨学金を与えられ、日本で著名な漫画家からトレーニングを受けることができる。
このトレーニングプログラムには、クリエイティブコンテンツの充実を目的とした2つのバーチャルコンペも盛り込まれている。
2つのコンペでは、サウジアラビアでよく知られている格言や詩をマンガのスタイルに落とし込むことがテーマの中心に据えられており、優勝者には賞金が贈られる。