アラブニュース、ドバイ
スナップチャットはサウジアラビア・アルウラ王立委員会と協力して、スナップチャット Landmarkersの拡張現実(AR)を使用し3名のアーティストの作品を紹介することで、ユネスコ世界遺産カスル・アル・ファリードに命を吹き込んだ。
2019年に発表されたLandmarkersは、AR体験を可能にするアプリのレンズであり、世界で最も象徴的な遺跡をリアルタイムで一変させる。
3月7日まで開催されるDesert Xアルウラ・アートエキシビションでは、スナップチャットユーザはこの史跡のアイコンを見つけるように促される。
この機能を有効にするには、携帯のカメラをカスル・アル・ファリードに向ける。すると、サウジアラビアのザーラー・アル・ガムディ、チュニジアのエル・シード、米国のリタ・アルバカーキのアーティスト達の作品を、それぞれ2週間間隔で6週に渡り見ることができる。
「Desert Xの最初の国際的コラボレーションであるDesert Xアルウラがタントラの冬フェスティバルの一部として開催されることを嬉しく思います」と、アルウラ王立委員会の芸術・文化プログラムディレクター、ノラ・アルダバルは声明で述べている。
「世界中のアーティストが、魅力ある歴史的・考古学的遺跡群のあるアルウラの砂漠で彼らのアートを披露します。 スナップチャットにこの画期的なイベントに参加してもらうことで、アルウラの風景を、最新技術と歴史を並べて、まったく新しい観点で命を吹き込むことができます」。
アル・ガムディは次のように語った。「カスル・アル・ファリードでスナップチャットのレンズを使用し、ユニークに作品が展示されるアーティストの1人になれたことを嬉しく思います」。
「この素晴らしい機能は、私の作品を双方向の体験に変えます。 ARは、アートに命を吹き込み、人々に比類のない体験を提供する不可欠な要素になりました」。