アミン・アッバス

ドバイ：寿司から鉄板焼きまで、ドバイの日本食レストラン「Mrs Mika」では経験豊富なシェフが本格的な料理の数々を提供している

このレストランは、ホスピタリティ業界での事業立ち上げを専門とするブラザーズ・デスティニー・グループが2022年にオープンしたものだ。同社のCEO兼創業者であるハマド・アル・ギアム氏は、アラブニュース・ジャパンの取材に対し、ドバイで日本食レストランを開店するにあたって最も苦労したのは立地条件であったと語った。

アル・ギアム氏は「このレストランは、高級飲食店があるとは思えないような地域にありました。しかし、我々の独特な発想と献身的なチームのおかげで、この困難を乗り越えることができました」と述べた。

アル・ギアム氏は、ミセス・ミカはドバイの他の日本食レストランとは一線を画しており、それは顧客を満足させるために、店や料理への投資を惜しまないからであると述べた。

彼は、「我々は、迅速な決断力、適応力そして顧客満足度を優先する姿勢のおかげで、他の日本食レストランとは一線を画する存在となったのです」と語った。

ミセス・ミカの料理長ニーノ・セディラ・オルシン氏は、日本料理において約9年の経験を有している。イタリア料理から料理の道に入ったが、すぐに日本料理に情熱を燃やすようになった。

セディラ氏は、「私は寿司に魅了され、この伝統料理が大好きになりました。料理の道に入って以来、伝統的なものから現代的なもの、さらにはフュージョン寿司まで、様々なスタイルの日本料理を探求してきました」とアラブニュース・ジャパンに語った。

彼の料理への姿勢を尋ねたところ、セディラ氏は「日々、在庫作りから下ごしらえ、正確な分量の計測に至るまで、厨房での基本的な作法を守っています。確立されたやり方に従うこと、そして食品の質を保つことが最も重要です」と答えた。

ミセス・ミカでは火を通した日本食と生の日本食を提供し、そのいずれにおいても好評を博している。アル・ギアム氏は、「評判は素晴らしく、来店された方々には非常に楽しんでいただいております。私たちは常に、来店されたお客様が目を輝かせるほどに満足していただけるよう、最大限の努力を払っています」と語った。

アル・ギアム氏はミセス・ミカを欧州および湾岸協力理事会地域に拡げるとともに、5つ星ホテルにも進出したいと考えている。

ミセス・ミカはジュメイラ1に所在し、毎日午後2時から午前12時まで営業している。