• MENAにおいてBoomerangのチャンネル名をCartoonito（カートゥニート）に変更
• ワーナー・ブラザースによると、チャンネル名変更は就学前幼児向けコンテンツ提供の取り組みの一環である

アラブニュース

ロンドン：ワーナー・ブラザース・ディスカバリー（WBD）はチャンネル変更の一環として、中東及び北アフリカ地域（MENA）においてBoomerang（ブーメラン）というチャンネル名をCartoonito（カートゥニート）に変更する。

また、この子供向けネットワークは、家族向け番組の選択肢を広げるために、「バットマン」、「バッグス・バニー ビルダーズ」、「Interstellar Ella（インターステラー・エラ）」などの番組を含む、新番組をライブラリに追加する予定。

「ワーナー・ブラザース100周年にあたる今年、ヨーロッパ、中東及び北アフリカ（EMEA）全域で就学前幼児向けチャンネル、カートゥニートを開始することで、最も年齢の低い視聴者層に向けた取り組みを示すことができ、大変誇らしく思います」と、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのキッズ&ファミリー・EMEA担当のヴァネッサ・ブルックマン上級副社長は述べた。

このチャンネルは、教育とエンターテインメントを融合させた、「子供と家族が愛らしいキャラクターと一緒に、笑いながら学べる安全な空間の提供」を引き続き行うとブルックマン氏は述べた。

WBDは、カートゥニートの「就学前幼児向け番組編成の現代的なアプローチは、人間中心の学習と呼ばれる教育フレームワークが裏付けとなっている」という。

カートゥニートのすべての番組は、幼児教育の専門家ローラ・ブラウン氏によってデザインされた、創造性・思いやり・好奇心・勇気が4本の柱となって支えるカリキュラムに沿っている。

カートゥニートは完全な地域のチャネルとして、オリジナルのシリーズとフランチャイズを提供し、「創造性・協力・包括性を促す教育ツール」を提供する。

WBDは今年初め、東南アジア、台湾、香港でBoomerangのチャンネル名をカートゥニートに変更していた。

エンターテイメントとライフスタイルの雑誌『Variety』は、この動向は、「WBDが地域のみならず世界で就学前幼児向けコンテンツを大々的に展開しようとする動きのひとつ」で、「2022年に開始された、Boomerangとカートゥーン・ネットワークにおけるカートゥニートのブランドが肯定的な評価を受けている」と続けた。

公式発表によると、カートゥニートは9月4日に開始し、MENA地域の提携局で有料TVチャンネルとしてネットワークから視聴することができる。