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日本企業を巻き込む巨大な紅海開発プロジェクト

プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。(ANJ)
プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。(ANJ)
プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。(ANJ)
プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。(ANJ)
プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。(ANJ)
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18 Sep 2023 07:09:51 GMT9
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アラブニュース・ジャパン

東京:レッドシー・グローバル(RSG)は、紅海沿いの観光地開発に関心を持つ日本企業に対してサウジアラビアでの巨大な開発プロジェクトについて説明した。

今回のイベントは、ディベロッパーであるRSGが主催、MEED情報グループや建設会社のBECアラビアなどが主催した。

RSGはサウジアラビアで有望かつ持続可能な観光産業を促進しており、ビジョン2030の下で観光産業による経済の多様化に力を入れている。これまでに紅海プロジェクトで72億ドル以上、Amaalaプロジェクトで35億ドル以上の契約を交わしている。2023年には80億ドル以上の契約を調達する計画である。

MEED・グローバルデータ部門のエド・ジェームズ氏は、サウジアラビア経済の石油からその他の分野への移行に伴う多くの機会について概説し、過去20年間の契約のほぼ半分が韓国、日本、中国、イタリアなどの国際的な企業だと指摘した。

RSG ・ベン・エドワーズ氏は、カタールやエジプトなど他の地域での開発も手がける既存および将来のプロジェクトの規模について分析した。また潜在的コスト、材料や供給要件、企業の参入方法についても説明した。

「私たちはサウジアラビア紅海沿岸の再生的観光地の開発者であり、フェーズ1では16の高級ホテルを建設する。いくつかの島のホテルや、大きな島には11のホテル、それらが混在したものとなる」と彼は説明した。「さらに紅海国際空港や大型観光リゾートをはじめ、すべてをバックアップする住宅インフラもある。海岸沿いの少し上にはAmala Projectがあり、Phase1は8つのホテルとマリーナヨットクラブエリアで構成される」

「日本市場のチャンスは非常に大きい。私たちはこれらのホテルのデザイナー、建設者であるだけでなく、運営者でもある。リゾートや資産の設計、建設だけでなく、セキュリティ、ケータリング、航空サービス、地上輸送、造園といった運営上のワークフローについても幅広い商品やサービスを調達している。日本企業には幅広い多様な機会があり、関係拡大を楽しみにしています」

日本でのプレゼンテーションは、日本企業のプロジェクト参加を呼び込むことを目的としており、RSGの調達エグゼクティブディレクターであるムハンマド・アル・ファルダン氏は次のように説明した。「私たちは今日、RSGでの機会と、現在進行中のプロジェクト(マスタープランニングフェーズで9~10件)を示すためにここ日本に来ていました。RSGにおいても、またサウジアラビア人としても、日本の請負業者とサプライヤーの品質と能力を信じています。日本のすべての請負業者とサプライヤーに参加してもらい、私たちの旅に加わるよう招待したく思います」  

三菱重工業の中島滋・グローバルマーケディング部長は、同社はサウジアラビア進出の経験があるとアラブニュース・ジャパンに語った。「1990年代から2000年代初頭にかけて、王国のプロジェクトに携わっていた。今回のプロジェクトには今のところ参入していないが、契約条件の緩和や支払い条件の整備などについて伺っており、サウジのプロジェクトにはもう一度参加したいと心から願っている」

紅海プロジェクトは2017年に開始され、今年は国内線のみだが来年には国際線も追加される3つのリゾートと紅海国際空港がオープンする。プロジェクトは2030年までに完了し、再生可能エネルギーで電力を完全供給することを目標としている。

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