リヤド:12日に発表されたプレス声明によると、サウディア(旧サウジアラビア航空)は、紅海国際空港(RSIA)に就航する最初の航空会社となる。
同声明によると、マルチプロジェクト・デベロッパーであるレッド・シー・グローバル(RSG)は、サウディアおよびRSIAの運営会社であるDAAインターナショナルと定期便就航に関する合意を締結した。
この合意はまた、同3社がRSIAでより低炭素で持続可能な航空燃料を使用するための共同研究を行うための枠組みを確立するものである。
「最初の商用便が紅海国際空港に着陸するとき、それはレッド・シー・グローバルにとって、自らの誇りになるだけではありません。それはサウジアラビア王国にとって、そのビジョンを実現する画期的な瞬間となるでしょう」とRSGのグローバルCEOであるジョン・パガーノ氏は声明で述べた。
RSIAはまずリヤド発着便からスタートし、その後ジェッダと接続し、2024年には国際便に拡大する予定だ。
同空港はまた、二酸化炭素排出量を削減するために、eVTOLとして知られる電動垂直離着陸機の導入も検討している。
「『ビジョン2030』の翼として、サウディアの貢献は、ギガプロジェクトの目標達成を可能にすることであり、紅海国際空港を発着する最初の航空会社として関与できることは、私たち全員にとって誇りです」とサウディアのイブラヒム・コーシーCEOは述べた。
「この合意は、サウディアの王国における地位を強化し、RSGおよびDAAインターナショナルと協力して観光を促進することを可能にし、国際航空業界における王国の地位を向上させるものです」とコーシー氏は付け加えた。
この合意は、DAAインターナショナルとRSGの既存の関係を拡大するもので、DAAインターナショナルは空港の管理を継続し、空港のゲートやカウンターの割り当てなど、さまざまな活動でサウディアと協力することになる。
DAAインターナショナルのニコラス・コールCEOは、「紅海国際空港は、旅行者がサウジアラビアの素晴らしさを体験できる新たな玄関口です。当社の比類ない空港管理の専門知識を生かし、RSGおよびサウディアと協力して、RSIAを通過するすべての人に真にユニークな体験を提供できるようにします」と語った。