
ソニーグループ(G)子会社で、「プレイステーション5」などのゲーム事業を展開するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は28日、ジム・ライアン社長兼CEO(63)が来年3月末に退任すると発表した。本人からの申し出による。後任はソニーGの十時裕樹社長(59)が暫定でCEOを務める。
十時社長は10月1日にSIEの会長、2024年4月1日に暫定CEOに就任する。ライアン氏は「欧州での生活と米国での仕事の両立が困難になってきた」とのコメントを発表した。ライアン氏は1994年に現SIEヨーロッパに入社し、2019年4月から現職。約30年にわたりプレイステーション事業に携わり、来年3月末に契約満了を迎える。
時事通信