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サウジアラビアの全体的な失業率、第2四半期に4.9%に低下

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01 Oct 2023 02:10:21 GMT9
01 Oct 2023 02:10:21 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアの「ビジョン2030」が実を結び始めている。公式データによると、今年の第2四半期にはサウジアラビアの失業率全体が4.9%に低下し、過去3か月と比較して0.2ポイント低下した。   

サウジアラビア総合統計庁(GASTAT)が発表した報告書によると、サウジアラビア国民の失業率は第2四半期に8.3%に達し、今年の第1四半期と比較して0.2ポイント低下した。   

今年第2四半期のサウジアラビア全体の失業率は、2022年の同時期と比較して1.4ポイント低下したと同報告書は付け加えた。  

さらにGASTATのデータから、サウジアラビアの雇用人口比が第2四半期に0.6ポイント低下し、前四半期と比較して47.4%に達したことが分かった。  

サウジアラビアの「ビジョン2030」では、失業率を2030年までに7%まで低下させるという野心的な目標を掲げており、同時に女性の労働参加率は30%になると予測されている。 

GASTATの報告書によると、サウジ女性の失業率は前四半期から0.4ポイント低下し、15.7%まで低下した。一方、第2四半期のサウジ男性の失業率は4.6%と横ばいで推移している。 

同報告書はまた、失業中のサウジアラビア人の95.3%が民間部門の雇用機会に前向きであることを認めた。 

通勤の好みに関しては、GASTATの調査によると失業中のサウジ女性の58.9%、失業中のサウジ男性の44.9%が最大1時間の通勤に前向きであることが明らかになった。 

さらに、失業中のサウジ女性の75%と失業中のサウジ男性の90%が毎日8時間以上働く準備ができていると回答した。 

サウジアラビアの求職者の中で、最も一般的な求職活動の方法は友人や親戚に援助を求めることであり、志願者の85.6%がこの方法を用いていた。70.9%が雇用主に直接応募し、61.3%がJadaratとして知られる国家雇用プラットフォームを利用している。 

一方、文化大臣のバドル・ビン・アブドゥラー王子は、文化省と人材開発基金との協力協定により、文化部門の雇用支援が30%から50%に増加したと発表した。 

「このイニシアチブは、文化省と人材・社会開発省の下にある人材開発基金の協力のもと、文化部門の専門的な持続可能性を高めるために導入された」と大臣は述べた。  

さらに、支援されている文化的職業には、言語、書籍・出版、図書館、ファッションアート、演劇、舞台芸術などの幅広い仕事が含まれていると付け加えた。 

 

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