
三井物産と三菱商事は24日、オマーンの液化天然ガス(LNG)事業の権益を延長することで同国政府と合意したと発表した。年間760万トンの生産能力を持つ「オマーンLNG」については、2024年の期限を10年延長し34年までとする。
オマーンLNGには、オマーン政府や英石油大手シェルなどに加え、三井物産と三菱商事がいずれも2.77%出資。伊藤忠商事も0.92%出資参画している。
また、三菱商事と伊藤忠がともに3.0%出資する「カルハットLNG」の権益も29年まで延長する。カルハットの生産能力は年間380万トン。
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