
リヤド:サウジアラビアの2023年第3四半期の石油収入は1470億SR(390億ドル)に達したと、財務省が水曜日に発表した四半期予算実績報告で明らかにした。
同省によると、非石油収入は年間ベースで53%急増し、1,115億SRに達した。
王国は、9月30日に終了する四半期の支出が2943億SRに達したため、357億7000万SRの4四半期連続の財政赤字を計上した。
総収入は2,580億SRであった。
会計年度9ヶ月間の公的債務は9,942億6,000万SRに達し、国内債務は6,286億3,700万SR、対外債務は3,656億2,300万SRであった。
王国は先月、2023年の成長見通しを下方修正する予備予算案を発表した。
それによると、アラブ最大の経済大国であるサウジアラビアの実質国内総生産(GDP)は、従来の3.1%増から0.03%増となる見通しだ。
ムハンマド・ビュブラー・アル・ジャダーン財務相は、「サウジアラビアはビジョン2030の目標に沿って経済の多角化に着実に着手しており、財政・構造改革を継続する」と述べた。
同文書はまた、2024年の国内総生産(GDP)比1.9%、2025年のGDP比1.6%、2026年のGDP比2.3%の財政赤字を見込んでいる。中期的には「限られた財政赤字」が続くだろうとしている。