アラブニュース・ジャパン
東京:三菱重工業はドバイ国際空港第3ターミナル向けの全自動無人運転車両システム(APM:Automated People Mover)の運行・保守(O&M)に関する更新契約を締結した。
契約期間は2023年10月から5年間で、車両18両、2駅、路線長2.3kmのAPMシステムに対するCを担う。
APMシステムは三菱重工業が2012年に納入したもので、2018年からAPMシステムのO&Mサービスを請け負っている。安定した運行実績や、システムの安全性および信頼性への高い評価が今回の契約更新につながった。
今回の更新契約は、交通システムにおけるO&Mサービスのさらなる拡大を目指してドバイに設立した現地法人MHI Mobility Engineering Services L.L.C(MHI-MESC)を通じて履行される。
三菱重工業グループは、CO2を排出しないクリーンな輸送手段であるAPMシステムの納入を通じ、カーボンニュートラル社会の実現と輸送の利便性向上を目指している。
APMシステムはターミナル間および空港周辺施設への移動用として、世界各地で利用されている。