

ドバイ:130人以上の世界の指導者が、ドバイで開催される国連気候変動会議に出席し、2日間に渡って国別ステートメントを発表する。
国別声明を発表する予定なのは、UAEのシェイク・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領、エジプトのアブドゥルファッター・エル・シーシ大統領、ヨルダンのアブドゥッラー国王、カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アル・ターニー統治者、パレスチナのマフムード・アッバース大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領などである。
木曜日、COP28会議は、脆弱な国々で拡大する荒天と海面上昇による損失と損害に対処するための待望の基金を立ち上げ、早々に勝利を収めた。
この基金を正式に運営するための最初の誓約がなされ、UAEからの1億ドルの拠出とドイツからの同額が同額となった。
英国は5,000万ドル強、米国は1,750万ドル、日本は1,000万ドルを拠出した。
欧州連合(EU)とその加盟国はその後、さらに1億4500万ドルの拠出を確認し、これまでの総額は4億2000万ドル以上となった。
しかし代表団は、化石燃料の将来問題から始まり、気候変動交渉を長い間悩ませてきた様々な問題について、2週間にわたる厳しい交渉に臨むことになる。
サウジアラビアは12月4日、国連のCOP28と並行して、第3回サウジ・グリーン・イニシアティブ(SGI)フォーラムを開催する。
SGIフォーラムは、影響力のある人物、気候変動専門家、オピニオンリーダーを集め、気候変動に取り組むための見識や提言を発表するとともに、同イニシアチブの成果や計画を紹介する。