
ドバイ:サウジアラビアeスポーツ連盟(SEF)と日本eスポーツ連合(JeSU)は、人材の育成およびeスポーツ産業の成長促進を目的とした覚書を締結した。
覚書を締結したのは、SEF会長のファイサル・ビン・バンダル・ビン・スルタン・アール・サウード王子とJeSU会長の早川英樹氏。この新しいパートナーシップでは、両団体の知識交流を通じて、業界内の人材を拡大することを目指している。
ファイサル王子は、SEFとJeSUの新たなパートナーシップが、業界の可能性を最大限に引き出す後押しになると語った。
「サウジeスポーツ連盟と日本eスポーツ連合のとてつもない相乗効果の中で、人材育成に対する私たちの共通の取り組みは、単なる協力ではなく、eスポーツ業界の可能性を最大限に引き出す道を照らす灯台です」
そして、「やがて、さまざまな人材分野に私たちの総力とリソースを集中することで、eスポーツに関わるすべての人にとって何が可能になるのかを再定義することに向けて、大きな進歩を遂げるでしょう」と、ファイサル王子は付け加えた。
一方、早川会長は、「SEFが運営するサウジ・eスポーツ・アカデミーは、グローバルなeスポーツ人材を輩出し、競技力を高めるための素晴らしいカリキュラムを提供しています。JeSUは同アカデミーの理念に共感し、国際的な人材交流や講師の派遣などで連携してまいります」とコメントした。