
リヤド:国際機関協働データイニシアチブが18日に発表した統計データで、サウジアラビアは10月の原油輸出が日量630万バレルまで増加し、前月比で日量543,000バレル(9.44%)の伸びを示したことが明らかとなった。
一方、10月の原油生産量は、日量35,000バレル少ない日量894万バレルに低下し、9月から0.39%の減少となった。
11月下旬、サウジアラビアは、石油輸出国機構の加盟国と非加盟国で構成されるOPECプラスと歩調を合わせ、2024年第1四半期末まで、日量100万バレルの自主減産を延長すると発表した。
7月に初めて決定されたこの措置により、サウジアラビアの原油生産量は、2024年3月末まで日量約900万バレルで維持されることになる。新しく延長された自主減産は、2023年4月に発表し、2024年末まで延長されることになった日量50万バレルの自主減産を補完するもので、世界の石油市場における安定化と均衡化に向けたOPECプラスの取り組みに合わせて実施されている。