- ARAB NEWS
- 01 Jun 2025
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リヤド：サウジアラビアの海面漁業の総漁獲量は2022年に64,264トンを記録し、前年比1.4％増となったことが、当局のデータから明らかになった。
総合統計局が発表した報告書によると、総漁獲量のうちアラビア湾での漁獲が62.9％を占め、残る37.1％は紅海での漁獲だった。
2021年、同国の海面漁業総漁獲量は63,362トンだった。
報告書によると、2022年のサウジアラビアの海産物輸出量は48,000トンであり、前年に比べ35.4％増加した。
一方、2022年のサウジアラビアの海産物輸入量は267,000トンとなり、2021年から2.9％の増加となった。
総合統計局は、サウジアラビアの総漁獲量の90.6％は伝統漁業によるものであるとしている。
こうした伝統漁業のうち、漁獲量が最大となったのは東部地域で、40,417トンを記録した。ジーザーン地域がこれに続き、報告書によれば8,199トンの漁獲をあげた。
総合統計局によると、サウジアラビアでもっとも漁獲量が多かった魚種はエビであり、2022年には全体の18.3％にあたる11,756トンの漁獲があった。2位はハマフエフキ（Lethrinus nebulosus）であり、全体の10.3％を占めた。
さらに、バグルスが同国の総漁獲量の9％を占め、5,809トンの漁獲を記録した。
2023年10月、サウジアラビアは持続可能な魚種資源と漁業労働者の生計の保護、および水産養殖プロジェクトへの投資に取り組む姿勢を打ち出した。
同国はまた、漁業規制の枠組みと管理計画の策定にもコミットしている。
10月、地中海地域での漁業管理に関する国際会議「MedFish4Ever」に出席したサウジアラビアのマンスール・アル・ムシャイティ環境・水・農業省副大臣は、同国は持続可能な漁業慣行を推進する複数のイニシアチブを開始したと述べた。
ムシャイティ副大臣はまた、サウジアラビアは紅海地域において最大の沿岸地域面積をもつことから、同地域における天然資源の効果的管理の取り組みを調整する責任があると述べた。
副大臣はさらに、同国の2022年の水産養殖生産高が120,000トンを突破したことに言及し、ゆくゆくは生産高を500,000トンにまで伸ばすという目標を掲げた。
