
リヤド:サウジエネルギー省とNEOMは、同国のエネルギー部門への最新技術の導入を促進するために手を結んだ。
サウジ通信が報じたところによると、両者は協力関係の強化と、エネルギー部門を近代的な路線に沿って発展させる戦略の案出を目的とした覚書に調印した。
この協定のもと、両者は成果と改善点をフォローアップし、定期的に進捗状況を確認する。
さらに両者は、再生可能エネルギー技術、水素エネルギー、持続可能性の推進において、技術的・組織的な解決策を提供するとともに、イノベーションの育成と、この分野内での適切な仕組みの探求にも注力する。
この協定は、両当事者と、水・電力規制庁、原子力・放射線規制委員会、キング・アブドゥラー原子力・再生可能エネルギー都市などのエネルギーシステム事業体の統合を目指している。
昨年10月、NEOMの水・電力子会社ENOWAは、エネルギーを大量に消費する海水淡水化プロセスの二酸化炭素排出量削減に積極的な役割を果たすと発表した。
リヤドで開催された中東・北アフリカ気候週間フォーラムの際に行われたアラブニュースとのインタビューで、ENOWAのピーター・テリウムCEOは、この産業で再生可能エネルギーを使用することは、この地域と世界における有害な排出を削減するための重要な一部であると述べた。