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サウジアラビアとヨルダン、エネルギー分野での協力強化で合意

サウジアラビアのエネルギー相を務めるアルドルアジーズ・ビン・サルマン王子と、ヨルダンのエネルギー・鉱物資源相であるサレハ・アリ=ハラーブシェ氏は、11日にリヤドで協定に調印した。(SPA)
サウジアラビアのエネルギー相を務めるアルドルアジーズ・ビン・サルマン王子と、ヨルダンのエネルギー・鉱物資源相であるサレハ・アリ=ハラーブシェ氏は、11日にリヤドで協定に調印した。(SPA)
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12 Jan 2024 01:01:59 GMT9
12 Jan 2024 01:01:59 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアとヨルダンは11日、エネルギー分野での協力関係の推進に関する協定に調印した。

今回の合意は、両国の共通の目的や関心を調整するための青写真であり、石油、ガス、電気、再生可能エネルギー、エネルギー効率化、石油化学といった、多様なエネルギー分野での協働の促進をはかるものだ。

サウジアラビアのエネルギー相を務めるアルドルアジーズ・ビン・サルマン王子と、ヨルダンのエネルギー・鉱物資源相であるサレハ・アリ=ハラーブシェ氏は、リヤドで協定に調印したと、サウジ通信社は報じた。

加えて今回の合意には、循環炭素経済および関連技術の開発のための共同計画も盛り込まれており、気候変動の影響緩和を全体目標として掲げる。

合意では、エネルギー分野におけるデジタル転換とイノベーションの促進という方針が打ち出された。

サウジ通信社によれば、合意には二国間の実質的関係を発展させ、エネルギー分野全体およびサプライチェーンに関係する資源、製品、サービスのローカライズに力を入れることが明記された。

ヨルダンのエネルギー・鉱物資源省は、国家戦略の一環として、中東地域におけるグリーン水素の生産・輸出のハブとして自国の地位を確立することを目指している。

ヨルダンのグリーン水素戦略の青写真では、生産施設への投資の誘致が重視されており、計画は米国国際開発庁と共同で策定された。

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