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世界観光機関、ビジョン2030目標を7年前倒しで達成したサウジアラビアの「イノベーション」と「ビジョン」を称賛

UNWTOはまた、王国は2030年までに年間観光客数1億5000万人という、アップグレードされた新目標も遠からず達成できるだろうと述べた。(Shutterstock)
UNWTOはまた、王国は2030年までに年間観光客数1億5000万人という、アップグレードされた新目標も遠からず達成できるだろうと述べた。(Shutterstock)
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28 Feb 2024 01:02:02 GMT9
28 Feb 2024 01:02:02 GMT9

アラブニュース

リヤド:国連世界観光機関(UNWTO)は、年間観光客数1億人というビジョン2030の目標を早くも達成したサウジアラビアの観光業について、イノベーションの「先導役」であると称賛した。

UNWTOは、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)とともに、目標を7年前倒しで達成したサウジアラビアを称えた。

UNWTOはまた、王国は2030年までに年間観光客数1億5000万人という、アップグレードされた新目標も遠からず達成できるだろうと述べた。

サウジアラビア観光省は、2023年の外国人観光客数は2750万人であり、2022年と比較して65%増加したと発表した。

同様に、2023年の国内観光客数も前年から2%増加し、7930万人となった。

「サウジアラビアは2023年、年間観光客数1億人を達成し、協働、イノベーション、未来への明確なビジョンによって、どれだけの成果が達成できるかを示す先導役となった」と、UNWTOは声明で述べた。

「サウジアラビアが2030年までに年間観光客数1億5000万人という新たな目標へと邁進するなか、UNWTOは同国の旅を支援し、成功を祝福し、世界の観光業のより頑健で持続可能でインクルーシブな未来を推進していく」と、声明は続けた。

UNWTOの声明によれば、サウジアラビアは2023年の時点で観光セクターに92万5500人分の雇用を創出し、2030年までに観光業は国内第2の雇用規模のセクターに成長する見込みだ。

国内外の観光客による支出額の合計は2500億サウジアラビア・リヤル(670億ドル)にのぼり、王国の国内総生産(GDP)の4%以上、非石油GDPの7%を占めたと、サウジ通信社は伝えた。

「サウジアラビアの観光エコシステムが国内観光セクターの開発に真摯に取り組んできたことを裏づける成果だ」と、観光省はXのポストで述べた。

アフメド・アル・カティーブ観光相はこの成果について、世界の観光業における王国の地位向上に尽力してきたムハンマド・ビン・サルマン皇太子の賢明な導きの賜物だと述べた。

今回の成果は、世界的な観光目的地としての王国の地位を確立し、観光セクターのGDP比率を10%引き上げることをめざす、サウジアラビアの国家観光戦略と軌を一にするものだ。

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