Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • Home
  • イラクの治安部隊がイランの支援する民兵組織本部を急襲

イラクの治安部隊がイランの支援する民兵組織本部を急襲

26 Jun 2020
この急襲は、イラクの新しい首相ムスタファ・アルカディミの政府が、米軍施設を標的とした武装集団に対して厳しい措置を取るとした約束を遂行しようとしていることを示す、最初のサインだった。(資料写真/AFP)
この急襲は、イラクの新しい首相ムスタファ・アルカディミの政府が、米軍施設を標的とした武装集団に対して厳しい措置を取るとした約束を遂行しようとしていることを示す、最初のサインだった。(資料写真/AFP)
Short Url:
Updated 26 Jun 2020
26 Jun 2020
  • この急襲は、イランが支援する主な武装集団に対する措置としては、ここ数年で最も大胆なものだった。

バグダッド:イラクの治安部隊が火曜の遅い時間にバグダッド南部で、イランが支援する強力な民兵組織の本部を急襲し、同組織のメンバー10名以上を拘束したと、政府当局者と准軍事関係者らが述べた。

この急襲は、イランが支援する主要な武装集団に対するイラク軍の措置としては、ここ数年で最も大胆なものだった。標的となったカターイブ・ヒズボラ派は、米国軍が駐留する基地やその他のイラク内の施設にロケットを発射したとして、米国当局から非難されていた。

イラク政府当局者と准軍事関係者らはその後、互いに食い違う話を伝えた。

准軍事関係者たちと1人の政府当局者は、拘束された者たちはその後間もなく、イラクの准軍事的統括組織である国民動員軍(PMF)の治安支部に移送されたと述べた。

もう一人の政府当局者はそのような移送は一切ないと否定し、民兵たちはまだ他の保安機関に身柄を拘束されていると述べた。拘束者の人数はそれぞれの情報提供者によって異なっている。あるPMF当局者は19人だったし、政府当局者は23人と述べた。

この急襲は、イラクの新しい首相ムスタファ・アルカディミの政府が、米軍施設を標的とした武装集団に対して厳しい措置を取るとした約束を遂行しようとしていることを示す、最初のサインだった。

急襲は、最近数週間の間にバグダッドの米国大使館や同国の他の米軍施設の近くで、多くのロケット攻撃があったことを受けて実施された。

しかしこの出来事は、民兵組織との戦いが難しいものとなる可能性も強調した。PMFのある高官は、何度かの話し合いの後、拘束された者たちは准軍事治安部隊に引き渡されたと述べた。

PMFはイラクの国家機関であり、組織内にはイランや、今は違うが以前はイラン寄りの民兵組織に支配されていた者たちに忠実な派閥が含まれている。

ある政府当局者はロイターに対し、イラクの対テロ精鋭部隊が実施した急襲中に、カターイブ・ヒズボラの3人の司令官が拘束されたと話した。それらの司令官の1人はイラン人だったと、彼は述べた。

別のPMF当局者は、拘束された者の中にカターイブ・ヒズボラの司令官はいないと述べている。

イラクで米国が主導する連合軍の報道官とイラクの准軍事関係者たちは、拘束者たちが米軍に引き渡された事実はないとして、3人が引き渡されたとする政府当局者の話を否定した。

ワシントンとテヘランの間の、特にイラク領土内での緊張は、少なくともこの1年の間に高まっていた。

1月には米国がバグダッド空港で、イランの民兵組織の黒幕カセム・ソレイマニとイラクの准軍事組織司令官アブー・マフディー・アルムハンディスをドローン攻撃により殺害したことを受け、この緊張が地域紛争に流れ込んだ。

5月にはテヘランとワシントンの両者が、アルカディミの首相就任を支持した。

ロイター

topics
Most Popular
Recommended

return to top