
東京:鈴木俊一財務相は火曜日、日本政府は為替市場に関して日本銀行と緊密に連携し、相互の政策目標に摩擦が生じないようにすると述べた。
「我々は為替を注意深く監視し、あらゆる可能な措置を講じる」と鈴木財務相は述べ、為替レートがファンダメンタルズを反映して安定的に動くことが重要だと付け加えた。
財務相は、特定の為替水準に市場が注目していることを否定し、先月末に円が1ドル=160円を超えたときに東京が介入した疑いがあることについてはほとんど触れなかった。
円相場はその後堅調に推移し、直近では156.40円付近で推移している。
閣議後の定例記者会見で鈴木氏は、政府も金利動向を注視していると述べた。この発言は、月曜日に日銀が定期国債買い入れオペの買い入れ額を予想外に減額したことについての質問に答えたものだ。
財務相は、一般的な観点から、外国為替市場の過度な変動を「平準化」するための措置をとることも重要だと述べた。
ロイター