
ニューデリー:日本のソニーは、ウォルト・ディズニー幹部のガウラフ・バナジー氏をテレビその他のメディア事業を率いる新インド最高責任者に任命した。
バネルジー氏はディズニーのインド部門を辞め、ストリーミングサービスHotstarのコンテンツ責任者とヒンディー語圏のテレビチャンネル事業責任者を務めていた。
もう一人の関係者によると、バネルジー氏は約2ヶ月後にソニーに入社する予定だという。
ディズニーはコメントを控え、ソニーとバネルジー氏は度重なる問い合わせにすぐには応じなかった。
先週、ソニーは現在のインド最高経営責任者であるN.P.Singh氏の後任を探していると発表した。
ソニーはインドで、総合エンターテインメントからスポーツ、映画まで26のチャンネルを運営し、ストリーミングサービスも提供している。今年、ソニーはインドのZee Entertainmentとの合併計画を中止した。
バネルジー氏のディズニー退社は、米国企業がインドのメディア資産を、億万長者のムケシュ・アンバニ氏が率いるリライアンスと合併させ、インド最大のエンターテインメント企業とするため、インドの規制当局の承認を求めている最中に行われた。
ロイター