
トヨタ自動車は5日、認証不正に伴い、「ヤリスクロス」など3車種の生産を6~28日、停止すると明らかにした。国土交通省の検査が続いており、7月以降の生産については改めて判断する。
国交省が出荷・販売の停止を指示した3車種のうち、「ヤリスクロス」は宮城大衡工場(宮城県大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産している。「カローラフィールダー」と「カローラアクシオ」は大衡工場で製造。年間生産台数は3車種合計で約13万台に上る。
マツダも、認証不正が見つかった「ロードスターRF」と「マツダ2」の2車種について6日以降の生産を停止。両車種の年間生産台数は計約1万5000台で、再開時期については国交省が近く実施する立ち入り検査の結果を受けて判断する。
ヤマハ発動機でも二輪車「YZF―R1」で不正が見つかった。同社は先月から出荷を停止している。
時事通信