
リヤド: 英国の投資家はサウジのスポーツ分野への参入を促しており、ある関係者はロンドンのイベントで、その市場価値は2030年までに840億SR(223億8000万ドル)に達すると語った。
英国・サウジ・スポーツ投資・イノベーション・フォーラムの中で、投資省のスポーツセクター投資開発ディレクター、バシム・イブラヒム氏は、王国のスポーツ市場は約300億SRと推定されると述べた。
サウジアラビア商工会議所が主催し、サウジアラビア英国合同ビジネス評議会が代表を務めるこのイベントは、英国・サウジアラビア持続可能インフラサミットの傍らで開催されたとサウジアラビア通信が報じた。
このフォーラムは、サウジアラビアをアスリート、トーナメント、関連投資の国際的な目的地として位置づけている「ビジョン2030」イニシアティブによって、サウジアラビアのスポーツ部門が大きく発展している中で開催された。
イベントの中で、サウジアラビアEスポーツ連盟のトゥルキ・アル・ファウザン最高経営責任者(CEO)は、国民の67%がEゲームやスポーツを楽しんでいると述べた。
サウジ英国合同ビジネス評議会のモハメド・エル・ネメル副会長は、2018年から2023年にかけて、王国のスポーツ・エンターテインメント部門は年間12%の成長率を記録し、レクリエーションやスポーツ活動への関心が高まっていることを強調した。
フォーラムの参加者は、サウジアラビアと英国におけるスポーツ投資の機会を強調し、野心的な分野別成長計画、スポーツ・テクノロジー、Eスポーツのほか、能力開発、インフラ、両国の投資家にとってのパートナーシップの可能性について議論した。
同イベントでは、主要なスポーツ大会の開催、国境を越えた買収、生活の質を高める取り組み、英国とサウジアラビア間のパートナーシップや投資に関するユニークな機会などについて話し合われた。
フォーラムには、投資省とスポーツ省のほか、サウジアラビアと英国のスポーツ部門の高官や投資家100人が出席した。