東京:資源エネルギー庁が発表した5月の日本の石油輸入量に占めるアラブ諸国のシェアは、6,244万バレルとなり、同月に日本が輸入した石油全体の95.3%を占めた。 アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、およびサウジアラビアとクウェートの間の中立地帯からの輸入は、日本のエネルギー安全保障におけるこれらの国々の戦略的重要性をさらに浮き彫りにした。
最大の供給国はUAEで3,025万バレル、輸入総量の46.2%を占め、サウジは2,354万バレルで39.5%を占めた。
次いでクウェートが544万バレル(8.3%)、カタールが273万バレル(4.2%)となった。中立地帯は日本の輸入総量の0.7%を供給した。
日本は5月もイランとロシアからの輸入制裁を継続した。残りの4.7%はアメリカ合衆国(3.2%)、中南米(0.9%)、東南アジア(0.4%)、オセアニア(0.2%)から輸入された。