
ドバイ:アブダビ国営石油会社(ADNOC)は、国際協力銀行(JBIC)と約4820億円(30億米ドル)のグリーン・ファイナンス・ファシリティに関する契約に調印した。
ADNOCは、1月にADNOCとJBICの間で首脳協定が締結されたことを受け、木曜日にこの契約を発表した。
この融資枠は、JBICの経済成長と環境保全を両立させるグローバルアクション(GREEN)融資プログラムの一環で、日本の商業銀行が一部支援する。
メディアの報道によると、ADNOCグループ最高財務責任者(CFO)のハーリド・アル・ザアビ氏は、「この融資枠の資金調達により、公正、秩序ある、公平な世界的エネルギー転換を支援するというADNOCの戦略が可能になります。また、今回の合意は、UAEと日本の長年にわたる戦略的エネルギー関係における次のマイルストーンとなるものであり、ADNOCが野心的な成長戦略を実現する中で、JBICとのさらなる協力を期待しています」
アラブ首長国連邦のスルターン・アル・ジャーベル産業・先端技術大臣兼特使は木曜日、日本の上川陽子外務大臣とも会談し、両国の関係拡大を約束した。