
【ニューヨーク時事】ホンダと米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は2日、新型の電気自動車(EV)2車種を共同開発することで合意したと発表した。いずれもホンダの2024年モデルとして米国とカナダでの発売を目指す。
発表によると、新型車はGM独自の電池技術を搭載したEV用プラットフォーム(車台)を基に開発。内外装のデザインはホンダが担当し、GMが北米工場で生産する。GMは自社のプラットフォームの活用で量産効果が得られる一方、ホンダは単独での開発に比べてコストを抑えられる。
両社はこれまでも燃料電池車や自動運転車などの分野で提携してきた。米国ホンダのショスティック上級副社長は声明で「両社の強みを持ち寄って効率を高めることで、顧客により大きな価値を提供できる」と述べた。
時事通信社