
ロンドン:英国のオンライン・スーパーマーケットとテクノロジー・グループのOcadoは月曜日、日本のイオンとのパートナーシップを強化し、3つ目のロボット倉庫を建設する計画を発表した。
第3のカスタマー・フルフィルメント・センター(CFC)は埼玉県の久喜・宮代に建設され、2027年に稼動する予定だ。
先月、カナダのスーパーマーケット・パートナーであるSobeysが4つ目のロボット倉庫の開設を一時停止したと発表し、オカド株の低迷を招いたが、今回の提携拡大はオカドにとって追い風となる。
オカドは2019年にイオンと独占提携を結んだ。千葉市にある最初のCFCは昨年オープンし、関東地方の顧客にサービスを提供している。八王子を拠点とする2つ目のCFCは2026年に稼働する予定だ。
ネットワークの拡張に加え、今回の提携により、イオンは「オン・グリッド・ロボティック・ピック」と呼ぶものを含む最新のオカド・テクノロジーでライブオペレーションをアップグレードすることになる。
オカドによると、これによりイオンの業務に労働生産性の向上がもたらされるという。
ロイター