Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • 認知症新薬、承認に否定的見解=エーザイ「レカネマブ」の副作用懸念―EU

認知症新薬、承認に否定的見解=エーザイ「レカネマブ」の副作用懸念―EU

エーザイは声明で「極めて残念だ」と表明し、委員会に再審議を求める方針を示した。同社は2023年1月、EMAに販売承認を申請した。 (AFP)
エーザイは声明で「極めて残念だ」と表明し、委員会に再審議を求める方針を示した。同社は2023年1月、EMAに販売承認を申請した。 (AFP)
Short Url:
27 Jul 2024 07:07:00 GMT9
27 Jul 2024 07:07:00 GMT9

【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は26日、日本の製薬大手エーザイと米医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、医薬品を評価する委員会が販売を承認しないよう勧告したと発表した。症状の進行を遅らせる効果が、脳出血といった副作用のリスクに見合っていないと指摘した。

エーザイは声明で「極めて残念だ」と表明し、委員会に再審議を求める方針を示した。同社は2023年1月、EMAに販売承認を申請した。 

レカネマブは早期のアルツハイマー病患者を対象にした新薬。臨床試験(治験)では、薬を投与しない患者に比べ、症状の悪化を27%抑制する効果が確認された。日本や米国では既に販売されている。

JIJI Press

特に人気
オススメ

return to top

<