経団連は6日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収をバイデン米大統領が阻止する意向と報道されていることについて「日本企業とりわけ米国への投資を考える企業にとって極めて関心が高く、法令に基づき適正に手続きが進められ公正に審査されることを期待する」との談話を発表した。
日鉄のUSスチール買収は、対米外国投資委員会(CFIUS)が審査を行っている。買収計画を巡っては、日米経済協議会も5日、「CFIUSの審査を政治的に利用しようとする試みには多大な懸念がある。公正なルール、プロセスに基づき客観的に行われるべきものだ」とする談話を公表している。
時事通信