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ソフトバンクG、1兆3500億円の営業赤字に=20年3月期見通し

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13 Apr 2020 11:04:14 GMT9
13 Apr 2020 11:04:14 GMT9

ソフトバンクグループは13日、2020年3月期の連結業績予想を公表し、営業損益が1兆3500億円の赤字(前期は2兆3539億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な株価下落を受け、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で約1兆8000億円の損失を計上する見込みになったため。

 純損益は7500億円の赤字(同1兆4111億円の黒字)の見通し。営業・純損益ともに通期での赤字は05年3月期以来15年ぶりで、1981年の創業以来、最大の赤字幅となる。株高を背景にベンチャー企業などへの投資を急拡大してきたソフトバンクGの戦略は重大な岐路を迎えた。 

 ビジョン・ファンド以外でも損失が発生。ソフトバンクGが直接投資している、共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーなどの出資案件でも8000億円の営業外損失を計上する見通し。筆頭株主となっている英衛星通信企業ワンウェブが3月下旬に米裁判所に破産申請したことも響いた。

 売上高は前期比36%減の6兆1500億円と予想。連結子会社だった米携帯電話4位のスプリントが同3位のTモバイルUSと合併したのに伴い、持ち分法適用会社となったため、スプリント分が減少した。

 ソフトバンクGは20年3月期の業績予想をこれまで「未定」としていた。

時事通信社

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