
アラブニュース
ドバイ:サウジ港湾局(マワニ)は月曜日、ダンマムの港にコンテナターミナルを建設し、運営するためにSaudi Global Ports(SGP)と19億ドル以上の契約に署名したと述べた。
SGPは30年間の契約でコンテナターミナルの建設、運営、移転を行う。このプロジェクトにより、ダンマムのキング・アブドゥル・アジズ港の収容能力は120%以上増加し、750万コンテナに達し、港湾・物流部門で4000人以上の雇用が追加されると、サウジアラビアのSaleh Al-Jasser運輸相は述べている。
「我々は今日、海上輸送の分野でSaudi Vision 2030の最も重要な成果の一つを目の当たりにしており、王国の東のゲートであるダンマムのキング・アブドゥル・アジズ港にとって歴史的な瞬間となる。」とSPGのAbdullah Al-Zamil会長は述べている。
SPGの会長は、キング・アブドゥル・アジズ港での新しいコンテナステーションと拡張ステーションの運営は、業務を加速させ、貿易を後押しし、石油・ガス部門に匹敵する経済の多様化を生み出すことに貢献すると述べた。
ビデオ通話で行われた署名に出席したシンガポールのインフラ調整担当大臣と交通大臣のKhaw Boon Wan氏は、港湾が物流とグローバルなサプライチェーンの継続性を確保するために重要な役割を果たしていると述べた。大臣はさらに、コロナウイルス危機の中で、食品、医薬品、その他多くの必需品を共有する輸送のため、今後より重要になってくるだろうと述べた。
「シンガポールはサウジ・アラムコを含む東部の州の多くの企業と緊密な協力関係を持っている 」とKhaw Boon Wan氏は述べた。