ホンダは14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顔を防護する医療用フェースシールドの生産に乗り出すと発表した。国内事業所で5月末までに始め、病院などに寄贈する。
医療用フェースシールドは、完成車工場の鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)などで生産する。3Dプリンターを用いた試作を既に始めている。
ホンダはさらに、軽症患者を病院へ搬送する車両も50台程度生産。運転席と後部座席に仕切りを設けるといった感染を防ぐ仕様とし、感染者の多い東京都内の自治体に貸し出しを始めている。
JIJI Press