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国連安保理の限界露呈=北朝鮮ミサイル、3回連続声明なし

こうした状況を見越して、フランスやアイルランド、エストニアは会合前に共同声明を記者団に向けて発表 (AFP)
こうした状況を見越して、フランスやアイルランド、エストニアは会合前に共同声明を記者団に向けて発表 (AFP)
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21 Oct 2021 03:10:26 GMT9
21 Oct 2021 03:10:26 GMT9

ニューヨーク時事: 国連安全保障理事会は20日、北朝鮮が新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と主張する発射実験を19日に実施したことを受け、非公開の緊急会合を開いた。しかし、理事国の足並みは今回もそろわず、9月以降に開かれた過去2回に続き、安保理としての声明は出されなかった。北朝鮮の弾道ミサイル発射は法的拘束力のある安保理決議違反だが、発射を制止する安保理の機能の限界が露呈している。

米英両国とフランスが要請した20日の会合では、これまでと変わらず、北朝鮮に対する制裁の緩和を求める中国やロシアと、制裁の履行徹底を求める米欧諸国の意見が対立。ある安保理外交筋は、繰り返される発射を受けて、理事国間に対応すべきだという懸念の声が増えてはいるものの、一致に至るのは「まだ極めて困難だ」と指摘した。

こうした状況を見越して、フランスやアイルランド、エストニアは会合前に共同声明を記者団に向けて発表。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使も、会合の開始を待たず独自に記者団の前で「米国は北朝鮮に敵意はなく、前提条件なしで会うと提案している」との声明を読み上げた。

9月に入って北朝鮮が相次ぎ発射している弾道ミサイルは、安保理の対北朝鮮制裁決議で禁じられている。ただ、非核化をめぐる米朝交渉が停滞し、米欧諸国と中ロの対立が続く中、安保理も一致した声を上げることができず、北朝鮮は足元を見るかのようにミサイル発射を繰り返している。

時事通信

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