





横浜: サウジアラビアは、世界で最も歴史あるバイオテクノロジー展示・ビジネスイベント「バイオジャパン」に初めて出展し、水曜日に中東日本協力センターと共同でセミナーを開催した。
バイオテクノロジー、再生医療、ヘルスケア産業全般に焦点をあてたバイオジャパンには、大手バイオテクノロジー企業、大学、世界の主要製薬会社のほとんどが参加している。
サウジアラビアは包括的な国家バイオテクノロジー戦略を立ち上げ、サウジ・ビジョン2030の一環としてバイオテクノロジーに投資している。
この戦略は、政府機関と民間企業の協力を促進し、バイオテクノロジーの研究、開発、製造、商業化の可能性を最大限に引き出すことを目的としている。取り組みを統一し、明確なロードマップを確立することで、サウジアラビアは自国をバイオテクノロジーの世界的リーダーとして位置づけ、この分野が国内外市場にもたらす膨大な利益を活用する狙いだ。
イベントにはサウジアラビアを代表して、国家警備省のバンダル・ビン・アブドゥルモフセン・アル=クナウィ保健担当事務局長、投資省のアマル・アル=タフ次席補佐官、投資省投資家アウトリーチ部長のマジェド・アル=サーディ氏が参加。
また、サウジアラビア投資省日本事務所のモハメッド・アル・ダーラウィ所長、サウジアラビア投資省産業バイオテクノロジー担当のモハメッド・アルフェハイド氏も参加する。
バイオ・ジャパン2024は10月9日から11日まで横浜で開催され、バイオテクノロジー、医薬品、医療機器、ヘルスケア技術における先駆的な進歩を紹介するため、世界中から業界のキーパーソン、専門家、イノベーターが集まる。
主催者によると、この会議には、大手バイオテクノロジー企業、研究機関、政府代表を含む35カ国から2万人以上が参加。主な議題は、バイオ医薬品の革新、幹細胞研究と遺伝子治療の進歩、バイオテクノロジーにおける持続可能性、AIが創薬プロセスにどのような革命をもたらすか、などである。