
東京:多くの外資系自動車メーカーが中国で苦戦を強いられている中、トヨタは高級車ブランド「レクサス」の電気自動車工場を上海に建設する計画だと、火曜日、メディアが報じた。
日本の日経産業新聞が情報筋の話を引用して伝えたところによると、世界トップの販売台数を誇るトヨタは、この工場を2027年頃に稼動させる予定で、現地パートナーなしで運営する予定だという。
日経新聞によると、この工場は中国初の日系自動車工場となる。
AFPの取材に対し、トヨタは計画の確認を拒否した。
公共放送NHKは、トヨタは新工場を建設することで、中国市場に追いつくことを望んでいると述べた。
中国は昨年、最大の自動車輸出国として日本を抜いた。日本企業がハイブリッド車に注力することで遅れをとっているEV分野で、中国が優位に立っていることが後押ししている。
トヨタ自動車に次いで日本で第2位と第3位の自動車メーカーであるホンダと日産自動車は月曜日、EVと自動運転技術での地位を強化するために合併協議を開始することで合意した。
両社と自動車業界を取り巻く環境の劇的な変化」を理由に、ホンダと日産は2026年8月に持ち株会社を上場させる予定だと発表した。
低迷する個人消費といくつかの市場における厳しい競争は、多くの自動車メーカーを苦境に追い込んでいる。
しかし、ハイブリッド車を含む幅広い車種を提供するというトヨタの戦略は、アメリカなどの市場では成果を上げている。
計画中の上海工場では、主にレクサスモデルを生産する予定だと日経新聞は伝え、トヨタは中国で日本製のレクサス車を主に販売していると付け加えた。
AFP