
東京:不動産プライベート・エクイティ会社ガウ・キャピタル(GAW)とシンガポールの投資家パティエンス・キャピタル・グループは、東京都心の一等地である東急プラザ銀座の買収を完了した。
香港を拠点とするこの投資家は、91%を保有する不動産の取得と管理のためにジョイントベンチャーを設立し、残りの9%はペイシェンス・キャピタル・グループが保有すると発表した。
この取引は、注目の日本市場における大型不動産取引の最新事例である。
カナダのブルックフィールド・アセット・マネジメントは先月、日本で2件の不動産投資を総額16億ドルで完了した。
「日本の不動産セクターを支えるマクロ経済のファンダメンタルズが良好な今、投資する絶好の機会です」と、Gawの日本代表イザベラ・ロー氏は声明で述べた。
東急プラザの取引は、2014年から営業しているGawの日本における最大案件である。同社の日本における運用資産額は約6,550億円(43億2,000万ドル)で、過去12ヶ月間で40%の成長を遂げているとロー氏は述べた。
ロイター