
北京:国際オリンピック委員会(IOC)は、長期的な商業パートナーである日本のパナソニックに代わるスポンサーを中国で見つけた。
TCLは家庭用オーディオビジュアル機器と電化製品のスポンサーカテゴリーで、2032年までの8年間、4オリンピックの契約を結んだとIOCは木曜日に発表した。現金と運営サービスの金額は明らかにされていない。
パナソニックとの40年にわたるパートナーシップは、昨年のパリ大会をもって終了した。パナソニックは1985年、TOPとして知られるグローバル・オリンピック・パートナー・プログラムの創設メンバーだった。
日本企業のトヨタとブリヂストンも昨年、東京オリンピックが予定より1年遅れで開催され、COVID-19のパンデミックのために厳重に封鎖された3年後に、更新しないことでオリンピックプログラムから離脱した。
彼らは、過去4年間のオリンピックサイクルでIOCに現金とサービスで合計20億ドル以上を支払った15社のTOPスポンサーの5分の1を占めていた。
IOCによれば、TCLとの契約は、2008年夏季大会では「ウォーターキューブ」、2022年冬季大会では「アイスキューブ」として知られる北京のオリンピック会場で正式に結ばれた。
TCLはAIを使ったIOCの探索をサポートし、「オリンピック・パラリンピック競技大会のデジタルディスプレイからオリンピック村の家電製品に至るまで」の機器も供給する、とオリンピック委員会は述べた。
「オリンピック・パラリンピック競技大会において、TCLはスマートディスプレイ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、ドアロック、オーディオシステム、プロジェクター、TCL RayNeoスマートグラスなど、さまざまなインテリジェントイノベーションを提供することで、新しいビジュアルとライフスタイル体験を可能にする」とIOCは声明で述べた。
TCLとの契約は、2028年のロサンゼルスと2032年のブリスベンで開催される夏季大会と、来年のミラノ・コルティナダンペッツォと2030年のフレンチアルプスで開催される冬季大会を対象としている。
AP