
横浜発:日産は火曜日、4月1日付で最高企画責任者のイヴァン・エスピノサ氏が社長に就任すると発表した。これにより、経営難に陥っている日本の自動車メーカーのトップとして、内田社長の後任に誰が就くのかという数週間にわたる憶測に終止符が打たれた。
日産は声明で、内田社長が退任することを確認した。同社は、グリニッジ標準時午前9時30分に記者会見を行うと発表した。
日本第3位の自動車メーカーである日産の業績悪化と、ホンダとの合併交渉の決裂により、内田氏は退任の圧力を受けていた。
エスピノサ氏の任命により、合併交渉が再開されるのか、あるいは他のパートナーからの投資の可能性が開かれるのかは明らかになっていない。
エスピノサ氏は、内田氏の後継者候補の一人として、日本のメディアが報じた。他の候補者には、最高財務責任者のジェレミー・パパン氏と最高パフォーマンス責任者のギヨーム・カルティエ氏も含まれている。
2003年に同社に入社したエスピノサ氏は、そのキャリアの大半をメキシコで過ごしてきた。東南アジアやヨーロッパでの勤務経験もある。エスピノサ氏は、商品企画や開発イニシアティブを統括し、同社のグローバルな商品戦略とポートフォリオを管理してきた。
2024年4月以来、彼は現職に就いており、これは、同社が電気自動車への転換を加速させることを目的とした組織再編の一環として引き受けた職務である。
ロイター